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プロジェクトX トラクションのkuuのレビュー・感想・評価

2.5
『プロジェクトX-トラクション』
原題:Hidden Strike.
中国語原題:狂怒沙暴。
製作年 2023年。上映時間 103分。
ジャッキー・チェンと決め台詞"Word Life(これマジ)"と共に悪学(サガノミック)の博士を名乗り知名度を挙げたプロレスラーでもあるジョン・シナ(『ワイルド・スピード』シリーズとかでてる)が、迷コンビぶりを見せる(名コンビではない!!)。
スコット・ウォー監督によるバトルアクション。
背景CGでジオラマ感は満載の中国・アメリカ合作作品。

石油の採掘争いが続く中東バグダッドにある製油所を、正体不明の武装集団が襲った。
職員たちの避難の警備を任された中国の民間特殊部隊は、大型バスに職員とその家族を乗せて製油所を出発するが、その道中、砂嵐に巻き込まれ、製油所所長が誘拐されてしまう。
その事実にいち早く気付いた隊長のルオは、砂嵐地点から逆算して捜索を行い、ある村へと逃げ込む一台の車を発見する!?

※今作品を愛して止まない方には申し訳ない悪態尽きる感想を綴ってます。
無知ゆえの感想とお許しください🙇。

ジャッキーの映画は大好きだ。
しかし、ここ数十年のジャッキーの映画はひどいと個人的には嘆いてる🥺。
最近、ジャッキー映画を劇場で観た人の声でよく耳にするのは、ジャッキー映画は劇場内がサブ~く沈んだ雰囲気に包まれてた。
との声。
映画が面白くなくてがっかりしたってのもよく聴く。
この頃のジャッキーは、身の回りに批判者や反対者がいない(ネットにはある程度叩かれはしてるが、実生活では、我が強すぎて批判・反対を自分にとって都合よく解釈する)。
現在の本当の自分(の実力)がわかっていない、まるで裸の王さま(必要ない役に美女を出演させたり、ジャッキーの鶴の一声で)。
ジャッキーの映画で最後にまともだと思ったのは個人的には『WHO AM I?』(1998年)。
ただ、2017年の『ザ・フォーリナー/復讐者』はジャッキーの年相応の役柄(爺さん役ちゅうことで)で悪くはなかったが、『酔拳』とかの熱中できる時代のカリスマ性はもはやどこもナシ。
そら、おん年69歳じゃ仕方ないが、シフトチェンジを考えて欲しい。
兄弟子サモハンを見習えジャッキー。
ジャッキー・チェンのファンの一人としては、映画にアクションとコメディをどないしても期待はしてしまうが。。。
それが、あったとてスベりまくりで。。。
仕方ないかな年齢が年齢やし。
それなら相応の役をやって欲しい。
彼の最近の映画は面白くないのを知ってても観てしまう。
パチンコ台で、後、もう1000円ブチ込んだら大当たりすんのじゃないかと、恋心にもにた淡い期待は寄せるものの、やはり↓↓『負ける』と同じように、ほぼ期待は泡と消える。
ジャッキーよ年齢のせいなんか?
香港返還のせいなんか?
ハリウッドに移籍したせいなんかよ~ぅ飛鴻やぁ~(黄飛鴻は映画『酔拳』の主人公)。
『中国による支配』を礼賛し始めたからなのか(多分これ濃厚)~ぁぁ🇨🇳🙌。
いや、もう映画のアイデアがないのかも。。。
まぁ、愚痴るなら観るな💢とお叱りを受けるやもしれないですが、懲りずに視聴し、懲りずに感想に悪態を尽くしてます🙇。
余談ながら、今作品製作当初はシルヴェスター・スタローンが起用されていたが、『クリード2』のため降板したそうだ。
ジャッキー同様にスタローンも同じような道をたどってるし大して変わってないやろな。
ドウェイン・ジョンソン辺りなら多少輝いたかも。
ジャッキー・チェン様。
たまには大当たりカマしてよ~ぅ泪🥺
簡福(ガンフー)よぅ~(ガンフーは『スネーキーモンキー 蛇拳』の主人公)。
ただ、アクションの振り付けはそない悲観するほどでもなかった。
ジャッキーの得意とするアクション・コメディのスタイルを多少なりとも(ほんと多少)取り入れていた。
とは云え、マイナス点はたくさんある。
まず、今作品で明らかに印象的なんは、映画全体がいかにも嘘っぽく見える。
今作品のCGIが妙に時代遅れに見え、映画の面白さを著しく阻害していた。
まるで腸壁の水分の吸収を阻害する酸化マグネシウムのやう。
まだ、酸化マグネシウムは糞詰まりには役に立つが。。。
加えて、プロットが薄っっ。
ハゲ散らかしたオヤジより薄っっ。
(世の髪の悩みを持たれてる人ソーリー)
何を期待したらいいやら、忘れられたプロット、忘れられた悪役、稚拙なキャラ、特に娘さん(失礼🙇)。
ジャッキー・チェンの映画で、お粗末な父娘関係ってドナいやねん。
もう少し丁寧に書いてくれ~。
ジョン・シナは純粋に好きやけど、クリス・タッカーやオーウェン・ウィルソンがジャッキー・チェンと交わしたような相性がないようにも感じたし、今作品では "仲間 "っぽさはあまり有機的に感じられなかった。
続編匂わし、なんやねん。
ジョン・シナは仕事人としてかなりいい役者なのに、それは残念無念織田夢道(意味不明)。
ジョン・シナとのケミストリーに欠けているように見えるのは考えもしなかったことかな。
ここ10年のジャッキー・チェンの作品のように、文字通りの『最悪』って思いたくなかったのにぃ。
善き映画を観たいんです陳港生くん(ジャッキーの本名)。
大当たりくれよジャッキー7️⃣7️⃣7️⃣。
意外にジャッキーVSゾンビ軍団なんかオモロイかも。
自殺願望を持つほど疲れ切っていた爺さんジャッキー。
彼は社交的に見えて実は陰キャ。
そんな日々のとある朝、起床すると、街はゾンビで溢れかえっていた。
ジャッキーはその様子を見ながら、『今日から老人特有のルーテルも高齢者サロンに行かなくてもいいんじゃね?』と歓喜する。
こうして、慣習から解放されて自由の身となったジャッキーは、『ゾンビになるまでにしたい1000のこと』ちゅうリストを作成する。
リスト内容(抜粋)
・図書館で飲み食いをする。
・コインゲームを死ぬほどする。
・デイサービスでイスを武器や防具、ギャグの小道具として使い倒す。
・アイスクリームを腹がピーピーになるまで喰いまくる(ジャッキーの好きなものはアイス)
・鼻を小さくする(これは無理)
・水沢アキに会いに行く(関西ローカル番組で、ジャッキー・チェンは約30年前の交際を明らかにしてる)等々。
コミカルにゾンビから逃げ、したいこと1000を遂行し、昔取った杵柄、カンフーヨガでゾンビを真似て町を闊歩する🧟🧟‍♀️。
時には、酔拳、五獣の拳などでゾンビをおちょくり(からかい)倒す。。。あくまでも殺るのではなく。
アカンかなぁこれじゃ『ゾン100』パクりやん。
どうせ、マジに作ったとてスティーブン・セガールのクソオモロない『ZANGEKI 斬撃』のようになっちゃうかなぁ。
あ!そう云ゃあ、今作品はどことなくスティーブン・セガール作品に似てた。
今作品はあくまでもジャッキーファンか、大量の銃と爆発を伴う一般的な無心アクションが嫌いでないなら、チェックしてみてもいいかもしれま1000。
kuu

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