幼い頃からジャッキーには多大な恩義がありジャッキーの映画が最近ちょっとアレな出来でもそこは少し目を細めて見ようという心持ちの映画ファンは多いと思います。
そんな中では目を少し見開いて鑑賞してもまあ何とかイケる感じの作品でした。
今回はジャッキーがマッドマックスがやりたかったんだろうな……
「ジャッキー怒りのデスロード」です。
最後まであれで行ったら良かったのに。
ジャッキーとジョン・シナのバディはもう少し化学反応が起こるかと思いましたがイマイチでした。
ジョン・シナも今作だけ見るとガタイはいいがモッサリとしたアクションに固い表情、足りないユーモアと初期ドルフ・ラングレンみたいに先細りしそうな感じですがピースメイカーのおかげでそれらがチャーミングさに反転したのが良かったですね。
それこそが大スターなのですがジャッキーはスクリーン内のジャッキーとリアルのジャッキーが重ねて見られてしまいがちです。
それ故にジャッキーの政治的な発言や娘とのイザコザまでもがスクリーン内のジャッキーにフィードバックして見てしまうのがツライ所。
アクションにアッと驚く物はあまりないですが泡だらけバトルは良かったです。