ジャッキー・チェンとジョン・シナのバディもの…と聞き、面白そう！となって鑑賞。
ただ、この作品、撮影そのものは2018年に終了してたものの、新型コロナウィルスの感染拡大や中国映画市場の劇的な変化、またジョン・シナが台湾を「国」と呼んだことから起きた騒動などを受けて、度重なる公開延期を余儀なくされたとのこと。
そういえば、ジョン・シナが中国に謝ってる動画流れてたな。当時、なんか残念さあるなーて思ったやつ。で、結局米国や日本では劇場公開されず、Netflixで配信ってのとになったと。。
まあ、そんなゴタゴタは置いといて、サクッと楽しく観るにはちょうどよかった。
色々と既視感はあるし、あるあるな設定といえばそうなんやけど、程よくアクションとコメディが混ざってて見やすかった。
石油の採掘争いが続く中東バグダッドにある製油所を、正体不明の武装集団が襲った。
職員たちの避難の警備を任された中国の民間特殊部隊は、大型バスに職員とその家族を乗せて製油所を出発するが、その道中、砂嵐に巻き込まれ、製油所所長が誘拐されてしまう。
その事実にいち早く気付いた隊長のルオ(ジャッキー・チェン)は、砂嵐地点から逆算して捜索を行い、ある村へと逃げ込む一台の車を発見するがーーー。
最初は全体的にシリアスモード。
ジャッキー・チェンも終始シリアス。
ジョン・シナは悪めの問題をかかえつつ、村の難民たちの生活を守るために働く本当はいいやつみたいなのを見せる。そんな中に、少しだけ軽い調子を見せる。
ついに2人が邂逅…した途端、ジャッキー・チェンがコメディモードに笑。動きやリアクション、表情が可愛いおじさんになってた笑。
それに呼応するようにジョン・シナのコミカル具合が加速。
2人の掛け合い微笑しかった笑。
ジャッキー・チェンもお歳なはずやけど、身のこなしは軽やかで滑らか。
ジャッキーとかの香港系アクションて、自らのパワーというより周りのアイテムや相手のパワーを利用していく闘い方で、鮮やか。こういうの観るの好きなんだな〜と改めて。
それに対し、ジョン・シナはパワーで倒す。
古き良きジャッキー映画のような展開というのかな？
中国製作って感じ。
で、中国の俳優たちがみんな美男美女だった！英語もうまいし。そりゃ日本は置いてかれるよなー。
ジャッキーが色んな場面でアクションを。
高いところ登りながら相手を交わして倒したり、アワアワやったり。
車が崖から落ちるのをうまく飛び出したり。
若い頃に比べたら地味なのかもしれないけど、この軽やかな身のこなしはすごいと思うわ。
ジョン・シナ、馴染もう感もあったけど、ボケまくりでかわええやん。
エンドロールにストーリーのエピローグをちゃんと見せて、しかもNGシーンも。
てか、あの施設とか石油とか大丈夫やったんかなという、あの辺の解決とかはザッと済まされた感はあった笑。
まあ、程よく楽しめたのでよかった！
