しゃりあ

闇動画4のしゃりあのネタバレレビュー・内容・結末

闇動画4(2012年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

やはり初期はほん呪っぽさが色濃く残されている
ナレーション、説明的なテロップ、タルいインタビューパートが長い など、洗練されていった10以降を観てると重たく感じる

合鍵
自宅での風呂上がりで腰にタオル巻くかな?

顔面陥没
後半ではありえない「映像」らしい雰囲気がある映像
素人の映像の雰囲気と、作為のある映像の違いってなんだろう…
女の子たちを撮っている男たちの会話が不気味 「美人姉妹だね」みたいな話をしてるけど、車にスタッフ、撮影スタッフ2人、子供は完全に知らない子みたいな感じなのか? 肖像権的にもそれはないか……

栄光の手
講義14 パンさせるのではなく、開けた死体袋→教授の話の切り替え時に模型の手にすり替えておけば、作為的なパンなしに、もっと上手く切断シーンを撮れたと思う
肩まわりが難しいか? 少し残念
轟音と雑な光に興奮
魔術が映像内で成功するファンタジーと、寺生まれのTさんみたいな"能力者"が出てくるファンタジーでは、リアリティのレイヤが違う気がする(後者をメインに据えた話ならまた話は変わると思うが、たぶん僕個人の塩梅でしかない気もする……)

同棲の相手 前後編
インタビューパートがクソほど長い
ラップ音はチープではあるものの、個々の現象はなかなかに怖い
また男の顔が良く、不気味というより人の良さを感じる配役だった
ステンの刷りガラス障子の向こうに写る人影、まさに我が家と同じ感じなので本当にやめて欲しかったが、フラッシュの明滅にリズムを掻き立てられる→観ていてテンションが上がる
男の霊気が飛んでくる演出、ほん呪とか心霊ビデオならではのチープ演出で笑うが、こういうのは内輪ノリの身内ウケで、どっちを取るかの話ではあるけれど、正直無い方が恐怖側に振っていてクレバーだと思う
ラストのサンジェルマン伯爵とかニコラスフラメルっぽい写真連続ドン!にはアガった こういうノリは好みだ