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ランボー ラスト・ブラッドのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.2
▪️Title : 「ランボー ラスト・ブラッド」
Original Title :「Rambo: Last Blood」
▪️First Release Year:2019
▪️JP Release Date :2020/06/26
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-410
🕰Running Time:101分
▪️My Review
ジョン・ランボーは今年で73歳になります。
『ファースト・ブラッド』から約40年!70を過ぎてもアクションに挑むスタローンに脱帽、感動と哀愁を感じます。40年を感じるエンドロールとエンドの馬上のランボーに最敬礼ですね!!
今回、40年近くにわたって、ジョン・ランボーが心に抱えてきた地獄。それがついに祖国アメリカで爆発する時、ランボーがクライマックスで炸裂させた大激怒は、明らかに地獄絵図となる驚愕のバイオレンスでした。
『ランボー』にしかできない、静と動が一気に転換するのストーリー展開と驚愕のバイオレンスに心震えます。時に虐げられている人の為に戦ってきた男が今回は愛する者への想いで戦います。怒りと哀愁。正に集大成ですね。
本作は、『ロッキー』シリーズと並ぶシルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズの第5弾にして完結編です。ランボーが人身売買カルテルにさらわれた娘同然の友人の孫娘を救い出そうとします。メガホンを取るのはエイドリアン・グランバーグ。パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータのほか、アドリアナ・バラーサ、イヴェット・モンレアル、オスカル・ハエナダらが出演しています。

物語は。。。
数々の戦いを終えて故郷のアリゾナに戻ったジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)は、家族のような絆で結ばれた古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に牧場で平穏な毎日を過ごしていましたが、ある日ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに誘拐されます。娘同然の彼女を救うため、ランボーはグリーンベレーの隊員として培ってきた超人的な戦闘技術を総動員して戦いに備えます。。。

これ以上ない辛い目に合わされ、ランボーが耐えて耐えて、最後には圧倒的な逆襲に転じるというプロットはシリーズ第1作とほとんど同じです。最後に似た物語を持ってくることで『ファースト・ブラッド(原題)』と対をなす『ラスト・ブラッド』。原題が全てを語っていますよね。
ランボー、スタローン好きなら観るべき作品です。有終の美を飾りました。
スタローン、お疲れ様でした!!

▪️Overview
シルベスター・スタローンの「ロッキー」に並ぶ代表作で、1982年に1作目が製作された人気アクション「ランボー」のシリーズ第5弾。グリーンベレーの戦闘エリートとして活躍していたジョン・ランボーは、いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれていた。ランボーは祖国アメリカへと戻り、故郷のアリゾナの牧場で古い友人のマリア、その孫娘ガブリエラとともに平穏な日々を送っていた。しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致されたことで、ランボーの穏やかだった日常が急転する。娘のように愛していたガブリエラ救出のため、ランボーはグリーンベレーで会得したさまざまなスキルを総動員し、戦闘準備をスタートさせる。監督はメル・ギブソン主演作「キック・オーバー」を手がけたエイドリアン・グランバーグ。(引用:映画.com)
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