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クルードさんちのあたらしい冒険のnamのレビュー・感想・評価

3.8
「他者や多様性の理解をハイテンションで描く原始時代アニメーション!」

吹替にて。
「クルードさん家のはじめての冒険」というドリームワークス製アニメの続編。
日本では知名度もないので劇場公開はなくレンタルスルーされた作品ですが、1作目が好きだったので楽しみだったのでようやく日本でも観れるように!


第1作は「リロアンドスティッチ」や「ヒックとドラゴン」を手がけたクリス・サンダースでしたが、今回は監督・脚本は変更。

そのためか前作の方がストーリーや感動は大きく、本作はいわゆるヒットアニメの続編的な立ち位置だったかなぁと。それでも十分楽しめましたが!

今作ではほら穴での巣篭もり生活から外の世界へ飛び出したグルート一家が同じように壁を作り、ただかなり進歩した文明的な生活をする家族と遭遇していく。

彼氏のガイを奪い合う家族同士の争い。生活スタイルの違う両家、恋人同士の価値観の違いなど結婚などを意識させるような作りにもなりつつ、違う文化や考え方価値観同士の共生という。

多様性や他者を理解するというテーマがありましたがメッセージの強さはやや一般的に収まってるかも。

アニメ自体はドタバタしたコメディやオリジナリティある動植物達がにぎやかで楽しめ、最後には大団円を迎えたりと安定して楽しめるクオリティでした。
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