タイトル詐欺自体はよくある。
パッケージ詐欺もそれなりにあるでしょう。
でもまさかあらすじで念押しして詐欺ってくるとは……。
冒頭でハッピーニューイヤーって盛り上がってるのにfilmarksで大晦日の出来事みたいな書き方はいかがなのか。細かすぎるだろうか。
そうでもなくてもまずスミスは大金をちらつかせながらトーナメントの示唆をしてこない。
示唆ほどしっかりしてこないんです。
だって殺し合いのトーナメントなんて無いんですよ。
いや一応見方によってはリンジーの妹が参加していて既に終わったという解釈もとは思うけれど、トーナメントが既に終わっていて面白いわけないじゃないですか。
旦那も5万ドルでめちゃくちゃテンション上がってますけど、もうほんとにたかが500万円ですよ。
映画でよくある500万円なんて場合によってはコンビニでジュースの2Lペット買うくらいの感覚ですわ。
wowowでは逆転に次ぐ逆転で先が読めないみたいに書いてあったけど登場人物が阿呆でハラハラするという意味以外では何から何まで順当な流れで最後まで観るのもかなり辛い。
話の流れに裏切りは無いのに、タイトル、パッケージ、あらすじと、あらゆる外情報で裏切ってくる、ある意味奇跡的な一本。