このレビューはネタバレを含みます
イーベンから電話が来て、誘拐されていると分かるところから一気に緊張感ぎ高まり引き込まれる。
全てのシーンが緊急司令室の中だけで完結しているのに、現場の状況をはっきりと想像でき、またそれが斬新な面白みを提供してくれる。
加えてストーリーも、イーベンが精神病を患っていて、ミケルではなく彼女こそが子供を殺していたというどんでん返しがある。
つまりアスガー・ホルムがした判断は、マチルドに死体を見せイーベンにミケルを殴らせたという事実だけを残すことになる。
正義の為に行ったつもりが、逆の結果になってしまう結末は見ていて苦しい。