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THE GUILTY/ギルティのEDDIEのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
4.0
出演=主人公、観客。場面が緊急通報司令室に限られ、観客は主人公を「観る」しかない一方で、「聴く」ことで想像力を最大限に掻き立てられる作品。大きなアクションはないものの、映画に入り込んだような緊張感が常に付きまといます。

原題“Den skyldige”とは、直訳するとタイトルの“THE GUILTY”そのまんま。
なぜ「罪の意識」というタイトルなのか、クライマックスに点と点が線になって繋がります。
また、主人公アスガーを演じるヤコブ・セーダーグレンも一つ一つの表情の作り方、これが実に巧い。今何を考え、何を感じているのか、彼の演技が我々をまるでその場にいるように錯覚させ、より緊張感を高めます。

ハリウッド版でジェイク・ギレンホール主演でリメイクも決まっているようですね。細かい設定や結末は是非とも変えていただきつつ、ジェイクが主演とあって大変楽しみでございます。
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