「THE GUILTY ギルティ」
原題「Den skyldige」
2019/02/22 公開 デンマーク作品 2019-051
またまた、今旬のワンシチュエーション作品です。
超圧倒的な「聴く」映画の誕生ですね！
ほぼ電話のみの展開は奇抜でそして印象的、映像以上に想像力をかきたてられる見事な脚本家と演出です。想像力が映像を超える体験は凄いですね。
感性を研ぎ澄ましながら見る８８分間の上映時間は意外と長く感じました。“密室”劇の究極です。そして一気に訪れるラストの展開は、なかなかのものです！！タイトル「THE GUILTILY 」なるほどですね。
このラスト・シーンでアスガーが「誰に、どんな意図で電話をかけようとしているのか？」という問いは観客の想像に委ねられています。ここも皮肉な余韻を残す一つのポイントでしょうね。
この映画、是非とも劇場で体験してほしい映画ですね。面白い！！
電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルながらも予測不可能な展開で注目され、第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど話題を呼んだデンマーク製の異色サスペンス。第91回アカデミー賞外国語映画賞にはデンマーク代表作として出品され、最終選考9作品に残った。ジェイク・ジレンホール主演によるアメリカでのリメイクが報じられている。
