さひ

THE GUILTY/ギルティのさひのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.5
緊急通報を受ける警察の部署の映像だけで構成されたデンマーク製サスペンス。

通報者とのやり取りを一人でした後に、司令所に自分で連絡するという、スピードに欠ける対応にイライラする。突っ込みどころ満載だ。

そして、音声だけを頼りに事件を解決する爽快感は無い。周囲の音の重要性は低く、台詞のやり取りがメイン。

電話の向こう側の映像を一切見せずに、最後まで飽きさせないのは良かったんだけど。

大画面のシネコンで観たが、中盤から他のスクリーンの重低音がずっと響いていたのも残念。

昔、映画館で観た緊急通報のベテラン・オペレーターが主人公のハル・ベリー主演映画『ザ・コール [緊急通報指令室]』 The Call (2013年) のほうが、まだだいぶ面白かった。

そして、電話だけが頼りというと、やはりクリス・エヴァンス主演の映画『セルラー』 Cellular (2004年) が一番。
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