ある意味すごい映画だった。
アスガーと電話の声だけで物語が進む。映像がないからこそ、観る側の想像が膨らんでいく。電話先の全てのシーンは鑑賞者の頭の中にあって、きっとそのシチュエーションは鑑賞者それぞれで違うんだろうと思った。同じようで実は微妙違っていたり、観る人の数だけシチュエーションがあったはずだ。僕は新しいタイプのサスペンスをまた見つけた気分だった。
ただすごい良かったかというと、サスペンスも好きな僕は初めから色々な疑いを持って観てしまう分、割とアッサリしていたので、ちょっと物足りなさを感じた。
ただ観る価値はある映画だ。退屈せずに最後まで観れるんじゃないかと思う。
ラブコメ好きなそこのあなたに、僕からちょっとしたスパイスを♡