楽しいダンスシーンから一気に地獄絵図！
オーディションで選ばれたあらゆる国籍のダンサーたちが雪山の施設に集められ、ダンスミュージカル作品を作り上げるために合宿練習。
隔離された空間と、露骨に性的な話題が飛び交う人間関係。
もう、イヤな予感しかしない。
激しく独特なダンスのトランス状態と、後半の狂乱シーンは無理なくひと続きになっていて、ただアングリ口開けて見てしまうほど見事。
子供が巻き添えになるのはさすがに胸が痛かったな…それほど狂った状況だと示すためのエピソードにしても強烈だった。
『カルネ』『カノン』を観た時も、怖いもの見たさで、そのおぞましさに惹かれてしまった（ちゃんと続けて両方見たのがその証拠）。
本作もなぜかもう一度見てみたくなる危険な中毒性あり。
好き嫌いはあると思うけど、とにかく見応えあります。
よかったら。
