喜連川風連

CLIMAX クライマックスの喜連川風連のレビュー・感想・評価

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)
3.5
映!!像!!美!!

己の審眼美を試される。

映像を彩る赤、赤、赤。

彩られるエレクトロミュージックのグルーヴに映画館が座席ごと揺れていた。

最初のダンスシーン以外ほとんどアドリブだそうだ。

それを長回しで撮り続け、役者は狂い続ける。

言葉はいらない。
薬が人間の欲望を図らずも剥き出しにする。

その狂気はキューブリックをも思わせる。

それをヒューマントラスト(人間を信じる)シネマで見る数奇さ。

ギャスパーノエの他作品がもっとみたい。
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