この映画は
エリックサティの
ジムノペティで始まります。
22人のダンサーが
サングリアに混入されたLSDで
段々狂っていく映画です。
ギャスパーノエは初ですし
結構面白かったので満足です。
始まる際に「実話に基づく」的な
テロップが入ったが、
まさか日本のクラブだったとは
驚きでした。
序盤は飲みながら見ていると
クラブに行ったような
感覚が味わえるでしょう。
中盤からはほぼホラーです。
終盤は虚無です。
字幕が楽しいです。
音楽
エリックサティ
エイフェックスツイン
ケミカルブラザーズ
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VICE
フランス映画
https://www.banger.jp/movie/19857/
https://www.banger.jp/movie/20842/
メモ
80年代後半にイギリスで生まれたレイブ・カルチャーの狂乱、最終的にはベルリンのラブ・パレードに100万人も集める一大カルチャーになった時代を再現しているよう。石野卓球も「恐怖のアシッドパニック! Giorgio Moroderの『Utopia』の使い方最高!」
この世界観は日本のテクノ黎明期を支えた伝説のクラブから生まれたこの映画は、そんなレイヴ・カルチャーを賛美している映画ではなく、監督いわく「(ドラッグとかアルコールは一種のメタファーでしかなく)何かのきっかけで全てを壊してしまうこと、物を作りあげるよりも壊してしまうことの方が簡単だよ、ということを伝えたかった」