『ハロウィン』シリーズの一作目にのみ繋がっている、パラレルな二作目。一作目のの主人公ローリー・ストロードが心に傷を抱えたまま孫が生まれるまでの時が経ち、悪魔の殺人鬼マイケルと再び対峙する。
点数は一作目を観たあとに楽しむと言う前提でつけた。単体なら少し下がる。
時を経て一作目のみを取り上げての二作目リメイクということで、一作目への愛に溢れていた。あ、これ一作目のセルフパロディだ！と思うところが幾つもあり、観ていて楽しかった。
構図としては、マイケルに備え牙を研ぎ続けてきたイカれた祖母と一般人として育った孫という構成が映画にメリハリを与えている。ここはホラーシーン、ここはバトルシーン、みたいな感じ。しかし、一番印象に残ったのはそのどちらでもない母親のワンシーン。印象に残るかっこいいシーンがあるので必見。
ちなみにこの映画には続きが二作品あるので、やはり殺せていないらしい。ブギーマンは不死身だからね。おばあちゃんが死体処理を目視で頭潰すところまでやらないのが悪いと思います。なんでそこだけ甘いの！？と思わない人はいないだろうが、続編への準備なので私は大目に見てあげることにします。
