フジタジュンコ

ハロウィンのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

ハロウィン(2018年製作の映画)
3.7
ジョン・カーペンターによる「ハロウィン」第一作の正統派続編。
私はこのデヴィッド・ゴードン・グリーン版を見たくてこれまでの苦行に耐えてきたのですよ…!

そう、正統派続編ということは、「3」以降のすべてがまたしても「なかったこと」にされています…ジェイミーちゃん……私だけは君のことを覚えているからね……

ローリーはババアになってるのにマイケルは未だ無双。ただ、ゴードン・グリーン版ではサラ・コナーレベルにかっこいいローリーと、その中年の娘カレンがマイケルを撃退します。映像はさすがにスタイリッシュで、マイケルがマスクを手にするシーンは「マイケルー!がんばえー!!」と声援を送りたくなるようなヒーロー感はシルエットもあいまってバッドマンを思い出します。あと、今回のジュディス役の方はシリーズ1いいおっぱいです。

1作目へのリスペクトがひしひしと感じられますし、オマージュや反転させたシーンも多く、過去作を見ているとニヤリとできるのも嬉しい作品でした。