reni

ブルー・ダイヤモンドのreniのレビュー・感想・評価

ブルー・ダイヤモンド(2018年製作の映画)
2.6
今日も推しが生きてるだけで有難い!
キアヌ生存確認映画の一本です。
ホモのモーテル管理人でチョイ役だった『ネオン・デーモン』に比べたら、出ずっ張りの今回はそれだけで百点満点付けても良いくらいです。
こうして出演作が順調に日本で公開されて苦もなく観られる状況、それもこれもご本人とファンが長年に渡って徳を積んで来たからです。
生きててありがとう!推し!!

さて、本作の原題は『シベリア』なんですね。情け容赦無い極寒の大地、地獄エピソードに事欠かない地の果てが主題です。
身も心も良識もキンキンに凍りつく映画であることがタイトルから約束されております。

さすがにそれじゃ客が呼べないと判断したのでしょう、邦題はハーレクインロマンス風に綺麗なモチーフ持ってきました。
これはこれで間違ってなくて、なんと言いますか、その、多分この映画はビターなロマンス映画なんだと思います。
昔のジャン・ルイ・トランティニャン主演映画みたいな趣きですね。
キアヌがめっちゃ濡れ場頑張ってます。ちゃんとパンツ脱いでたので、近年になく頑張ってましたよ!

評価とか出来はさて置き、キアヌに似合いの巻き込まれ型サスペンス。
そして恋の主導権も女が握ってて何かと言うと説教されてしまう。
事件も恋も巻き込まれて流されて右往左往してはオロオロしつつ出会う人々すべてに優しいキアヌ。なんでしょうか?聖人でしょうか?

しかしシベリアの無慈悲な大地は優しく美しいキアヌにも等しく厳しいのでした。という映画。
reni

reni