メキシコ国境近くのアメリカに住んでいる底辺の人達の群像劇
3.4と評価は微妙だけど、個人的にはなかなか楽しめた!
一つの出来事を軸に、様々な時系列と複数の視点から描く系の群像劇。確かにタランティーノが褒めるのも頷ける。『パルプ・フィクション』の匂いを醸しながらも、個性が溢れている良い映画でした。
ゴアが全編を占めているわけではないけど、時折入るゴアに力が入っていて驚いた。冒頭から人体を解剖したり、ショットガン自殺で顔に大きな穴が空いていたりと、インパクトとショックは物凄い。基本ブラックコメディ調で進んでいくから余計にインパクトが大きかった。
あと、ポスターでは主人公のように扱われているボクサー...確かに主人公格の人物ではあったけど、普通にクソ野郎で笑ってしまった。
90分と短いけど各登場人物それぞれ個性豊かに描かれていて、関係も複雑だけどわかりやすく理解できる構成になっていて良かった!!