物凄くよくできた非道い話。
巧過ぎて引くレベルの脚本と、普通に引くゴアでエグいグロさが絶妙なバランスで共存。最終的に“ソレも伏線かい！”っていう爽快感もある。
その昔、メキシコではルチャフィルムというミル・マスカラスやドス・カラス、エル・サント等の覆面レスラーが主演のヒーロー映画が製作されていました。今作はそれを意識しつつ換骨奪胎したアメリカ映画ですね。
いやー、面白かった！
モンストロの無垢な愚かさが痛い！
タランティーノもご執心のようで、今作の監督であるライアン・ブラウズや脚本のティム・カリオ、ジェイク・ギブソンが、今後イーライ・ロス級の成功を収めることを期待したい。
