『その瞳に映るのは』を観て、この監督が気になって連日で鑑賞❗️
ジャケと邦題よ、何とかしてくれ〜😩
でも内容は素晴らしい👏👏👏
今作は原題でもある『1864』同名人気TVドラマの映画化‼️
デンマーク史上最大の戦争を軸に描く大河ロマン。同じ女性を愛した仲の良い兄弟が、過酷な戦場に身を投じて変わっていく、それぞれの運命を描いている。
《1864戦争》を知らないと何のこと?になるので...
1864年、プロイセン・オーストリア連合軍とデンマークの戦争。
デンマーク領のシュレスヴィヒ・ホルシュタインにおけるドイツ系住民の分離運動をめぐって開戦した。
ビスマルクの巧妙な外交により、プロイセンが勝利して大国化への足がかりを掴んだ。一方のデンマークは肥沃な国土を失い小国化した。
大河ロマンという言葉がピッタリと来る、壮大な土地背景がある人間ドラマだが、TVドラマを2時間に大胆にカットして編集したようなので、繋がらない所は確かにあるが、それでも十分に楽しめた💫
凄惨な激戦と言われた“デュッペル堡塁の戦い”を軸に、160年ほど昔の戦争の詳細、当時の男女関係と男尊女卑、衣装等も丁寧に制作されている。戦争ものが好きな私は大満足で見応え十分でした👏
兄ラウスト(ヤーコブ・オフテブロ、"ホロコーストの罪人"等で顔馴染だった)は快活で、弟ピーター(イェンス・セター=ラスン)は大人しく本好きな兄弟だったが、2人とも同時にインゲを愛するようになっていく。インゲは美しく明るく、どちらにもキスして思わせぶりな態度なので、兄弟はヤキモキするもののいつも3人で仲良く遊んでいた。
とうとう戦争に駆り出されるが、ラウストとインゲは草むらで愛を確かめあう一瞬があった。そして妊娠してしまう🤰🏼
兄弟はそれを知らずに厳しい戦争を体験して行くが...インゲがラウスト宛に書いた手紙を戦地でピーターが読んでしまい...
三角関係の行方と、氷点下で繰り広げられるリアルな戦場描写は必見ものでした‼️
戦争ものがお好きな方に、ぜひぜひお勧めしたいです🥺✨
《豆知識》
※インゲの少女時代を演じたファニー・リアンダー・ボールネダルが聡明な可愛さだが、なんと監督の娘です💕『その瞳に映るのは』のシスター役もそうでした😲
※マッツ・ミケルセンの兄ラース・ミケルセンも出演してます💫