このレビューはネタバレを含みます
「今回はケンカ0で行く」を本当に体現するとは。
ダン、テッツ、チハルの3人の男旅&旅館バイト。
正直なところ他の山王メンバーは出てくると思ってなかったのでヤマトが出てくるのにはびっくり。そこだけは良かった。
宮崎さんのプロポーズをするためのミュージカルシーンが冒頭と終わりに来ているわけだけど最初観た時は、は？？？？ってなる。
ミュージカルからの娘にプロポーズ？尚且つ父からの指輪は確かに綺麗。
とシンプル、シンプルすぎる内容。
ほのぼのとしてて娯楽程度には良かった。
父親のことが大好きなメグミちゃんの行き着く先がおじいちゃんの家にある車だけど、そこでカセットテープ聴きながら古い車で爆走するシーンは割と好き。
お父さんお気に入りのカセットとか良いね。
そのテープに録音されていた友人の結婚式のメールで名前の由来を語っているわけだけどあの内容ならむしろ父親への愛が増す一方じゃない？と思ったりそれを聞いてるのが父親の車だったりして尚更。
新しいことを受け入れるダンの決めセリフもあったけどメグミちゃんがすぐにじゃあ行こうかみたいになる雰囲気があんまり綺麗じゃなくて好みではなかった。
そして風下のバーの中で会話があったのが真をつく「他人にずけずけ入らない方がいいんじゃない？」ってセリフがごもっともだった。結果的に上手くいった（これ系の映画は話が綺麗に終わるけど）から良かった。
今までHiGH&LOW こそ身内の中で広がった出来事を身内の中で喧嘩して解決をしていた。だったので新人の住み込みバイトが入り込んでいい隙なんて本当はない。
でもDTCの3人のことだから意地でも入ってくるのはわからなくもない。
