全編吹替なしで歌ったタロン・エガートンの美声っぷりには賞賛を贈りたいのだけど、ストーリーがいかんせん凡庸すぎた。
もう何度も擦り倒したスーパースターの苦悩や挫折からの復活という展開には何一つ新鮮味がなく、Queenのように聞いたことあるなぁという曲も「Your song」以降出てこない。。
エルトン・ジョン本人が製作総指揮に名を連ねることで、センセーショナルな内容が却下され、ぬるい演出になったとしたら…と余計なことを考えてしまった。
唯一、歌詞を書き続けたジェイミー・ベルくんとの友情模様には胸が熱くなりました。親友と言える人が1人でもいるなら、それは幸せなことだよね。