エルトン・ジョンは名前ぐらいしか知らない。ユア・ソングは有名なので知ってるけど曲名とアーティスト名が一致してはいない。『キングスマン ゴールデン・サークル』で初めて姿を拝見して、こんな奇天烈な人だったのかと驚いた。という程度しか知らない人の感想。
『ボヘミアン・ラプソディ』とかぶってて、またこれかよ的な食傷気味な話。かぶってる要素が多いだけにしょうがないとは思うけど。実在の有名人の話であることが肝だろうからこれまたしょうがないんだけど正直、面白くはなかった。バックステージものあるあるだけでできてる感じ。実話ベースなんだからしょうがないだろと言われればその通りだけど、出演者やエルトン・ジョンに特に興味がない人が観て楽しめる作品かというとそうでもないと思う。
ゲーム・オブ・スローンズのスターク家長男リチャード・マッデンが意外と歌上手くて驚いた記憶があるので、多少ミュージカル仕立てだったと思う。彼が歌ってたことを思い出すまでミュージカルじゃなかった気がしていたぐらいなのでミュージカル苦手でもいける範囲かもしれない。ミュージカル苦手な人が苦手とするような唐突に歌い踊る場面とかは多くなかったような……印象に残ってる場面がないだけかもしれないけど。
ミュージカル好きなんだが曲が好み外だし、話もあんまり……で楽しくなかった。先述の『ボヘミアン・ラプソディ』はバックステージものなだけでミュージカルではないので、そこは差別化されててよかったかもしれない。
エルトン・ジョンに興味ないのに何で観たかったら⛸🇺🇸ネイサン・チェン選手2019-2020FSがこれだったから。曲の組み合わせとか変なプログラムだなー衣装も変だなーと違和感すごかったので、観れば腑に落ちるかなと思い。腑に落ちたかというとそうでもないし作品もイマイチだし、何だかなーというのが正直な感想。コレオシークエンスしか見所ない感じでそこまでがかったるいプログラムだったと思うのであまり好きではないが、コレオにはヒャッハー感あるんだよなー。黄色い衣装はタクシーを表現してたのかもしれない。
レンタルBDに映像特典あった気がする。
