kazu1961

キングダムのkazu1961のレビュー・感想・評価

キングダム(2019年製作の映画)
4.3
▪️Title :「キングダム」
▪️Release Date:2019/04/19
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards
※※※
▪️Appreciation Record :2019-093
▪️My Review
いやぁ、前評判通り良かったです!!ラストまで原作通りのテンションの高さ、台詞の熱さ、最高でした。
私は原作の大ファン、原康久のコミックはMy Best Comic です。なので実写化は今までのコミックの実写化から期待と不安が鑑賞前は入り混じってました。でも結果は期待を裏切らない作品に仕上がっていました。
先ず、なんと言ってもキャラクターの完成度が素晴らしいです。本作が素晴らしい最大の理由は漫画とのキャラクターのブレが少ないことで「こんなの信じゃない!」なんて批判はかなり少ないのではないのでしょうか? むしろ吉沢亮演じる政と漂は、政より政で漂より漂であった、そんな感じすらしました。政・漂を演じる吉沢亮、信を演じる山崎賢人、楊端和演じる長澤まさみ[どうしても太ももに目が行きますね(笑))、王騎を演じる大沢たかお(オネエ言葉もアニメのイメージにぴったり!!)、河了貂を演じる橋本環奈(最初から女性だと分かってしまいますね)、それぞれ違和感なく引き込まれました!
また、ストーリーもコミック第5巻までがコンパクトに収められており、端折った感もない。そして脚本に原作者原康之が参加したこともあり、当然ながらコミックにはかなり忠実だから(ラストの盛り上がりでバジオウと左茲の順番を入れ替えてましたが、これはこれで良かったです)、原作ファンも違和感なく楽しめるかと思います。
中国春秋戦国時代の王宮を再現した広大なオープンセットでのクライマックスの撮影や荒野での馬群などは圧巻の一言!!
そしてコミック実写化の一任者、佐藤監督ならではの手腕、史実に基づいた中国春秋戦国時代の世界観と、登場キャラクターの心情を見事に描いています。アクションシーンやスピード溢れる殺陣も素晴らしいですね。
必ずあるだろう続編も期待ですね!!
▪️Overview
中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のベストセラー漫画を山崎賢人主演で実写映画化。紀元前245年、春秋戦国時代の中華西方の秦の国。戦災孤児の少年・信と漂は天下の大将軍になることを目標に掲げ、日々の剣術の鍛錬に励んでいた。王都の大臣・昌文に召し上げられた漂が王宮へ入り、信と漂はそれぞれ別の道を歩むこととなる。山崎が主人公の信を演じ、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、高嶋政宏、要潤、大沢たかおらが顔をそろえる。監督は「アイアムアヒーロー」「いぬやしき」「図書館戦争」などの佐藤信介。


2019/日本
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