よし

キングダムのよしのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム(2019年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

山崎賢人が好きなので観に行ってきました。漫画は未読です。

独り言を大声で言うって漫画ではよくありますけど、それをそのまま実写にしたら主人公が頭のおかしい人に見えるんですが、せめて心の声みたいな描写にできなかったんでしょうか?

長い話をまとめているからだと思いますが、感情の変化や行動が唐突な感じで付いていけませんでした。

死んだ人間の本心が分かるのは死んだ人間当人でしかないと思います。殺された山の民たちは秦の人間を恨んでいたかもしれないし、知らない内に殺されちゃってよく分からないまま死んでいったかもしれない。
「共存を望んで死んでいった仲間のためにも秦王に力を貸してくれ」というのは
仮に山の民側の台詞だったら、まだ分かりますけど、裏切った秦国側の主人公に言われても山の民が納得しないと思います。
もしかしたら、『殺された自分たちの同胞はきっと殺されたことを恨むのじゃ無くもう一度手を貸せと言うかもしれない』と山の民たちも考えたのだとしても、会ったばかりの信たちをどう信頼したのかが映画では分かりませんでした。

大沢たかおの王騎だけは最初はえっ?って思ったけどストーリーへの絡み方、台詞、演技の面で一番良かった。
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