マツリ

キングダムのマツリのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

 気が向いたら観ようと思っていた作品。
休みの日に、WOWOWで放送したので鑑賞。

漫画が売れているのも納得の内容だった。
短気で乱雑、奴隷出身だからなのか結構バカ(笑)
でも、どんなに強い相手でも、漂との約束や夢への想いで強くなる姿。
熱くなりますね。
最初から最後まで、山崎賢人さんと刺客などのアクションは良かった。
スピード感や賢人さん演じる信の荒々しくも凄いパワーで剣を振るう場面。
見入るしかなかった。

あと、長澤まさみさん演じる山の王。
新たな長澤まさみさんを観た感じ。
率いるのは男性陣、アクションも男性相手。
なのに、民族を束ねる王感がしっかりとあった。存在感半端ない。

女性と言えば、貂演じる橋本環奈さん。
あの人も凄い。盗んだ毒の吹矢で、地味に戦いに参加?してるんだけど。
アクションも特になかったんだけど、印象に残るんですよ。
鎧?姿が可愛らしいんです。あの姿で、転がったり、イビキかいたり。
癒しと笑いを与えてくれました。

あとは、大沢たかおさん演じる王騎ですね。
作品の出だしで、まず登場するんだけど。
腕の太さ、凄くない!?作品の為に体づくりしたのかな。
私の印象では、大沢たかおさんが大将軍役っていうのが、
全くピンと来なくて。どんな感じなんだろうと見続けたんですが。
最後の、争いを止める矛の一撃シーン。格好良すぎた。
信との体格差、矛の重さ、それを振り回す姿。
しっかり大将軍でした。

城内に入って戦いが始まってから終わりまで、
ちょっと長いと思ってしまった。
最後の嬴政が成蟜を殴る場面を観て、冷静に考えたら
これって盛大な兄弟喧嘩だなって思った。
兄弟喧嘩から始まった中華統一物語。凄いな。

個人的には、王騎が力尽きて、
信に矛を託す場面とか実写で観てみたい気がします。
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