カレス

不都合な自由のカレスのレビュー・感想・評価

不都合な自由(2017年製作の映画)
3.5
IMDb 6.7
吹替/字幕
ムショ帰りの男の恋
原題:Outside In (2017)

ケイトリン・デヴァーが出るのでNetflixの配信開始からクリップ、最近見たら吹替が追加になっていたのでいよいよ見ることに。
最初の真っ直ぐな道路を走るシーンに、もしかしたらこの映画はこういう絶景を探して撮影したのかも知れないと期待した。
期待通りではなかった。間合いの長い映画だと思う。

キャロル:高校教師、クリスの釈放を支援
(イーディ・ファルコ 1963生)
クリス:殺人の罪で20年服役、30代
(ジェイ・デュプラス 1973生)
ヒルディ:キャロルの娘、高校生
(ケイトリン・デヴァー 1996生)

クリスの服役中に1番親しかった女性は恐らく20歳年上のキャロル。出所した彼は彼女に親しさ以上のものを感じていた。
キャロルはボランティア活動が忙しく夫のトムとはコミュニケーションが取れていないが、キャロルはそれに気がついていない。
ヒルディは両親の不仲を察して憂うつな気分、放置された空き家に1人でアート作品を施している。1度クリスに見せたら褒められた。ヒルディはクリスに同情したのか、身近な男だからか、興味を示す。
(ネタバレになるので以下余白w)

監督はリン・シェルトン(Lynn Shelton) 1965年生まれ。写真から見るに女性。マンブルコアと呼ばれるインディーズ映画のサブジャンルに関連付けられている。年齢的に見て短絡的にキャロルは彼女のアバターかも😅
IMDbの紹介欄を機械翻訳して驚いた。
「エミー賞に2度ノミネートされた女優で映画監督のリン・シェルトンが体調を崩し、カリフォルニア州ロサンゼルスの病院に運ばれた。健康診断の結果、彼女は診断も症状も何もないまま、血液のがんである急性骨髄性白血病を患っていることが判明した。彼女はわずか数日後の2020年5月16日に54歳で亡くなった。」


まあ自分がクリスだったらケイトリン・デヴァーを少しずつ少しずつ手なずける作戦をとるけどな…
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