迫り来る時代の変革に揺れる江戸末期の日本。若き浪人は、農村で穏やかに暮らしていたが、剣の達人との出会うことにより、人を斬ることへの葛藤を抱えたまま、暴力の連鎖に巻き込まれてしまう…。
塚本晋也が、最…
観終わって、?、となり難しくてわからない。と思ったが場面を追って考えると徐々に理解できて来た。
「生と死」、刀で人を斬ったことがなかった杢之進が止むを得ず人を斬って一線を超えたことで今までの自分に戻…
このレビューはネタバレを含みます
有名どころでいうとるろうに剣心やファブルで描かれる「不殺」ではなく、達人なのに「斬れない、殺せない」都築。このキャラ造形が時代劇においては非常に珍しいのだが、よくよく考えればそういう人がいるのも当た…
>>続きを読む揺れ動く江戸末期。農村で静かに暮らす腕のいい剣士が、流れ者の剣豪から「キミいいね、京の動乱に参戦しない?」と誘われ…という話なんだけど、この映画はそこから『七人の侍』的に派手な戦へ向かうことはせず。…
>>続きを読む塚本映画最初から観直してみればどれもこれもがさらに良かったんだけど、これもかなり良かった。どれもこれも塚本晋也でしかない映画しかないウィークだった。こんなテーマで掘り下げた時代劇もやっぱり観たことな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
照明がすきだった。暗がりに浮かぶ人の顔とか。池松くんも塚本晋也もだけど蒼井優の農民の娘なのに画面がキマる顔と演技、華があるな〜と。屋内と室内越しの逢い引きとてもよかった。けど刀をとる理由に女が使われ…
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無機質な東京というイメージが強く(『野火』からジャングルだけど)、初時代劇という事だが、閉鎖された農村も似て非なるものがあり違和感なく。
ただ、元々舞台を大きく使うような作風ではないが、特に小ぢんま…
KAIJYU THEATER