すげぇ映画だったな
人を斬るということを誰よりも避けてきたもくのしん。
まず3人の表情がすごい
儚さ脆さ絶望恐れ、表情が本当に素晴らしい
そして蒼井さんの掠れるような慟哭
塚本晋也おそるべ…
自宅で鑑賞
時代劇映画の中で一番好き
腕が立つ事と実際に人を斬れるかはイコールではない
そして一度斬ってしまったらもう元には戻れないという残酷な現実を生々しく描く
冒頭に刀を打つシーンを入れる事で…
音が素晴らしく、登場人物全員が色っぽかった。
シンプルな道具、人を殺す為に生まれた道具、人の生き死にを左右し、この棒は歴史と一緒になっている、暴力と性欲、主人公の変化、時代劇のヒーローイズムへの疑…
こ、この作品は…。
なんと表現したら良いのだろう。
平和へのアンチテーゼ?
反戦映画?
利己主義?
法律への問題提起?
物語はとてもシンプルなようにみえる。
仲間がやられても、やり返さない。
…
戦のない江戸の末期に生きただけあって人を斬ったことがない浪人の葛藤を描いている。 杢之進が死ぬかもしれない戦に行くことは反対するが、悪名高い浪人集団がやってきて自分の弟がボコボコにされたら浪人集団を…
>>続きを読む音・映像・演出が生々しくキレキレで冴え渡っている。鮮烈だ。刀と刀が当たると音、刀が空を切る音、とにかく音へのこだわりが冒頭の一瞬で伝わる。物語は池松壮亮と蒼井優の淡い恋模様と池松壮亮に憧れる弟分との…
>>続きを読む人を斬るというのは、人の肉を切るということで、血も出れば内臓も飛び出る。そんな当たり前のことを、何で忘れていたのかと思う。斬られた肉の痛みを想像することなく、成り立つチャンバラ劇に慣れているから、こ…
>>続きを読むこれは商業映画ではない。
塚本作品だ。
だから、オモシロイとかツマラナイとか、そういう問題ではない。
塚本晋也の考える「斬る」を映像化したらこうなった、ということなのだ。
蒼井優も池松壮亮も、塚本ワ…
KAIJYU THEATER