WOWOW
朝、たまたまやっていた。
観てるうちに引き込まれて鑑賞。
塚本晋也監督の初時代劇。
時代は幕末。
江戸近郊の山間部の農家に身を寄せてひっそり暮らす若き浪人・都築杢之進（池松壮亮）は剣の達人だが実は人を斬った事が無い。
一人の剣豪・澤村（塚本晋也）と出会ったことから、「人を斬ること」「生と死」に向き合う事になる・・・
池松壮亮の斬ることに葛藤する演技は素晴らしかったが、
塚本晋也演じる剣豪・澤村が主役を食いそうな演技は痺れる。
また蒼井優も杢之進に惹かれる農家の娘ゆう役を熱演。
時代劇は普通に殺陣のシーンは斬ることの躊躇いなど無く描かれるが、実際に斬る、斬られるとはこういうこと、終盤の無頼集団との戦いやラストの対決シーンは観て痛みを感じる。
