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ザ・ファブルのgolgomanのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

存在自体が伝説と謳われる殺し屋ファブル。偽名佐藤明組織のボスから「1年間の休業」を命じられ、ボスと古くから付き合いのある暴力団「真黒組」の庇護の元、同じく組織の人間、偽妹の洋子と共に普通の生活を始める事になった。
というお話。

原作ファン。
やはりというかなんというか、ダメ。
一番しっくりこなかったのはやっぱりキャスティング。
特に砂川→向井理。
これはなさすぎでしょ。。。最初「あー映画は砂川出ないんか。」って思ってたもの。
関西弁もなんかぎこちないし。向井理は別に好きでも嫌いでもないけど、このキャスティングはなさすぎ。
その他もこのキャスティングどうなの?がちらほら。なのでおれならこう配役する一覧作成。(こういうの楽しい)


小島 → 北村一輝
砂川 → 半海一晃
ボス → 真田広之(佐藤浩市も決して悪くないけど)
みさきちゃん → 黒島結菜
海老原 → マ・ドンソク(笑)

海老原はなー、原作読んでる時からマ・ドンソクしか浮かばなかったんだよなー笑
明の岡田くんは、、、まぁ悪くはないかな。イケメン過ぎて存在消せてんの?とは思ってしまうけど。
洋子もなー、、、他にいそうだけど、浮かばなかった。タコちゃんも。


その他納得いかなかったとこ。


・洋子と河合くんのバーでのシーンが雑すぎ。あれこの漫画で結構重要なとこだと思ってるんだけど。あんな扱いなら全カットでいいよ。

・貝沼くんのくだり。あれ続編ありきじゃないと、実に中途半端な位置付けだったんじゃないかな?最初から続編決まってたんだろうね。

・福士蒼汰ともうひとりの殺し屋のクオリティ。あの作り物のサイコパス感いらないでしょ。中2かっていう笑 原作でもあんな演出ないのに。見てて痛々しい感しかなかった。

・ファブルちょっと押されちゃってたじゃん。ダメでしょ。あとヤクザ軍団にナイフ突きつけて、一瞬殺してしまいそうになって躊躇するという妙な演出。あれもいらん。キャラ設定ブレさすな。

・ボスと明の過去描写。なにあれ?もちろん原作にないし、本編でも必要性をまったく感じない。

・最後ボス出てきて二人の殺し屋にとどめさす。なぜ?笑 てかボス出てきすぎ。



、、、まぁこのくらいにしとこうかな。
とにかく原作の設定から逸脱するような部分多くて萎えに萎えた。
ホントあれだな、内容じゃなくて出演者とか表面的な部分で見せようとする映画多いな邦画は。

冒頭の、弾道をビジュアルで見せる演出や、岡田くんのアクションは良かった。
あとジャッカルも。
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