darumazaka46

ザ・ファブルのdarumazaka46のレビュー・感想・評価

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
3.5

ひさしぶりの邦画鑑賞かと思いきや、5月に「キングダム」、3月に「七つの会議」、1月に「マスカレード・ホテル」と「こんな夜更けにバナナかよ」等々、結構見てるや~ん。

劇場鑑賞作品に限りですけど、自分で思っている以上に観ていました。

感想をヒトコト、「予想以上に本気だった」。

サブタイトルにあるように、「絶対に殺してはいけない殺し屋」のオハナシ。

その設定も手伝って、予告編の段階で、ケッコーなコメディ路線を思い描いていたのですが、意外とガチだったので、観るテンションを間違えました。

少し笑かしてもらおうと思っていたのに真面目か!

真面目にやられちゃって、なんと言いますか、そこそこ面白い!(んだけどね)。

この(んだけどね)ってのが、自分の中では結構厄介で、近いところだと「孤狼の血」にも同じことが言えるワケでして。

これをやられちゃうと、レビューを書く気持ちさえも、一気に萎える魔法の言葉。

「オレの女」、「ウチのシマ」、「なめとんかワレ」、「東京湾沈めたろか」、その他モロ師岡。

このね、「オレの女」と「ウチのシマ」これ2トップですね。

オレの女て...、物か?

ウチのシマて...、幸島にでもおるんか?

そして、その台詞のときは、大概くっちゃくっちゃのガムと、ポケットに入れられた手と、カクカクした鳥のような動きと、下から「ムンクの叫び」のように寄せてくる顔が、近い近い近い近い!

「あーん?」「おーん?」て、犬か?

全体的には面白い(んだけどね)...。

個人的には#福士蒼汰 くん、よかったなー。

以前は「LOVE注入」の優男一辺倒のイメージだったのに、「無限の住人」あたりから、キャラの引き出しが増えてきて、いい感じでクレイジーさも持ち合わせてきたように感じました。

#木村文乃 さんの、ヤサグレ感も良いですし、#山本美月 さんも、まさに一皮剥けた感じ、安定の#柳楽優弥 さん、#佐藤二朗 さんは、もっと欲しかったけど(笑)。

それと、ワタシ的な尺度では、いまの日本映画界に、「アクション俳優はいない」という認識なんですが、#岡田准一 さん、ウソか誠か吹き替えなしだそうです。

目出し帽をかぶってる時点で、「あー、やっぱりかー」と、鑑賞中に思ってしまったのですが、「目出し帽をかぶってる時は自分じゃなくても(苦笑)」というコメントを拝見しまして、ちょっとビックリ?尊敬?

「マジか!?」っていうシーンありましたよね?

い...、言いたい...、でも言わない...、ネタバレなしだから...。

今作には「96時間」や、「ボーン・アイデンティティー」を手懸けた、スタント・コーディネーターと共に、岡田さん自身も、スタントの振り付け?に名前を連ねています。

そのあたりは大いに見所と言えると思います。

だからと言って「劇場で鑑賞するべきか?」と聞かれましたら、うーん、ビミョーかな、お時間があって、贔屓の役者さんがおられるのであれば、「上映終了までそう長くはないと思われますので、お早めに」といった感じでしょうか。

あとは、チョイとある、コメディ要素と小ネタを受け入れられるか否か。

ワタシは一箇所しか笑えませんでしたので、ほぼ地蔵でしたけど。

まぁ、「観て損した」とは思わないまでも、オススメとまでは言えないレベルでしょうか。

続編があったらレンタルしまーす。

「今日も嫌がらせ弁当」にしときゃよかったかなぁ、と思わなくもないです。

まったく関係ないんですけど、「東大王」に出演されている、「鈴木光」さんのインスタをフォローしてみました(笑)。←キャプション書くのに雑念入り過ぎ

最後にひとつだけ、「山本美月さん、ヒール脱ごう」。

いつも、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

それでは、今回はこの辺で、しーゆーすーん♪
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