限界ちゃん

さよならくちびるの限界ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

さよならくちびる(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

小松菜奈と門脇麦のキスシーンが過去に話題になっていて、暇だしせっかくの機会なので手を出してみた。
主要キャスト3人がThe‼エモ邦画‼️‼️感のあるキャスティングで、開始数分の、車で3人同時に映るシーンは壮観。小松菜奈の茶髪ショートは個人的に新鮮だったが黒髪ぱっつんとは違ったかわいらしさがある。当たり前だ。顔がいい女は何をしても可愛いのだ。

本編は解散に向かってツアーを進める3人の現在と、過去の振り返りで構成されている。ライブシーンが多く、同じ曲を何度も聞くことになるが、心なしか後半に進むにつれ曲(作詞作曲している設定だが実際は提供曲)が本当に「ハルレオ」のものになっていくように感じた。挿入歌の提供はあいみょんとの事だが、歌っているのはハルレオの2人のはずなのにあいみょん節が効いていて、プロの強さ、個性を感じた。あとシンプルに2人とも歌がえぐ上手い。普通に歌手いけそう。
失礼を承知で書くと、ファンの街頭インタビューのようなシーンで何故か歌い出す少女(その後も何度かファンとして出てくる)がなんとなくキツく見てられなかった。インタビューのシーンは飛ばしました。ごめんなさい。

互いへの憧れと劣等感、素直になれないもどかしさに、これもある種の青春なのではないかと気づきを得た。

結局解散詐欺かーい!とつっこみたくなるラストではあるが、見ているうちに「解散しないで;;」と思いはじめていたところだったのでちょうど良かった。

正直アマプラで見る位がちょうどいいかなという印象。
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