シトリン

さよならくちびるのシトリンのレビュー・感想・評価

さよならくちびる(2019年製作の映画)
3.2
門脇麦と小松菜奈によるユニットのもっと柔らかい映画なのかと思ったら
関係が拗れていて2人の不貞腐れた顔をひたすら拝むという映画だった。

そこに成田凌が加わるともっと脱力感が出る。

ストーリーの中身は殆どない。
バンドの最初から最終ツアーまでの間に、一体拗れるまで何があったのかを振り返りつつ、上記の通り、煙草プカプカ吸いながらひたすらやる気なさそうにしてる。

ただ、ステージに立つとしっかりこのハルレオと言うバンドの良さが出る。
音楽もとても良かったし、ファンとして並んでいた子達が「あ、こういうファンいるよね」ってリアルさがあった。

配役がとてもピッタリなので雰囲気だけでも全然いけた映画だった。