ミミ

さよならくちびるのミミのレビュー・感想・評価

さよならくちびる(2019年製作の映画)
3.0
薄味の100点という印象。キャストと曲だけでなんとなく間が持っているから観て損、ということはないけどもう観ないかな。

ストーリーとキャラクターが淡々としすぎてて物足りない気がした。登場人物のバックグラウンドがほとんど描かれていないので、あまり愛着もわかないまま終わった。

とくにレオがよくわからなかったな。ふてぶてしい態度や乱暴な振る舞いが、取ってつけたような感じがして気になった。悪ぶってるのかなこの子?と。掴みどころのない性格なのはわかるけど、それにしても中身が感じられなかった。シマに対する思いも前提みたいになってたけど正直ピンとこなかったなぁ。

ところどころ衝撃的にクサい演出があったのも気になった。あと、本筋は淡白なのに、突然入り込んでくる謎のメタファー的なもの。あれをどう捉えればいいのか困った。

でもライブのシーンは輝いていた!あいみょんがゴリゴリにあいみょんで最高だったし、二人の演奏も歌も素敵だった。
「孤独を知る旅に出よう」というフレーズにやられた。
ミミ

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