キネマ寸評

マーダー・ミステリーのキネマ寸評のレビュー・感想・評価

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)
3.5
ウソツキは結婚の始まりのあの二人が結婚して、その後の倦怠期15年目、という見方をするとジェニファー・アニストンとアダム・サンドラーのアドリブな感じの掛け合いがまた更に楽しめる。

正直言ってコメディーが弱く、アガサ的謎解き+巻き込まれ濡れ衣ストーリーの方に趣きを振っててあんまり小ネタが面白くない。それよりもキャストの濃さで楽しませる。ツボはティチャカことジョン・カニの大佐が面白かった。手首抜いたり、チェーンみたいなのでデンタルフロスしたり、剣抜いてまた刺して。あと存在が濃すぎるデビッド・グリフィン。絵面だけで面白すぎる。

倦怠期乗り切るには過度なアドベンチャーが必要なんですかね。そこまでは、と思うけどやっぱりそういう雰囲気も必要なのかなとは最近自分も思う。ヨーロッパ旅行、いいですね。フランスからスペイン、イタリアを巡る旅。

続編もまたリゾートムービーですかね、二人の掛け合い見るために観てみよう。
ちなみに今回のサンドラーのカミさんは行きのフライトのファーストクラスアテンダント役。
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