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ジェニーの記憶のnomanのネタバレレビュー・内容・結末

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

40歳になってようやく、13歳の頃の性的虐待に気づいた女性のお話。
虐待と愛情を取り違えるというのは、若い女性にとって…もしかしたら私は詳しくないが、若い男性にとってもよくあることかもしれない。
作中で主人公を「特別」だと、虐待相手も母親も、そして自分も言っているが、繊細な、所謂厨二病のようなものだ。
自分を特別だと思いたいから、大人と付き合おうとするし、大人と付き合って自分は特別だと思う。
子供は大人から見れば、どんな子もただの子供だ。大人のいいようにすることが可能だ。
自分が大人になったときに強く感じる。
大人側が子供をちゃんと扱ってあげなければいけない。
そういうことを再認識させられた意味のある作品。
とはいえ「映画」としておもしろいかはどうだろうか笑。
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