尚子

ジェニーの記憶の尚子のネタバレレビュー・内容・結末

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

性被害を受けた人の心の動きがリアルに描かれており、とても勉強になった
グルーミングの恐ろしさは、最初は優しい言葉をかけて子供の信頼を勝ち得てから犯行に及ぶ事
その為に行為自体に不快や恐怖を感じても被害を受けていると気づきにくく、何度も加害者に会いに行ってしまう
体や心に不調が現れても尚、自分が被害を受けたと認めたくないゆえ加害者と付き合っていたと記憶を歪めてしまう
その言動は、第三者から見れば「同意の上での行為」に見えるかもしれない
でも実情は全く違うのだ
日本でも子供への性加害事件は多いが、被害が複数回に及ぶ被害者に対しては、誹謗中傷の言葉も目にする
「同意があったのでは?」
「嫌なら何故逃げなかった?」など
そういう人は、この映画を見て勉強すべき
子供は性に対しての知識も判断力も未熟です
大人と同じ責任を負わせてはならない
守ってあげるべき対象です
尚子

尚子