今までに観たことがない性的虐待をテーマにした作品だった。幼い子が気付かぬうちによくわからない屁理屈で正当化する変態たちにより、大人になっても苦しめられる。なんともやるせなく怒りの湧いてくる作品だった。
エレンバースティン演じる母と、
ローラダン演じる娘の、
過去の記憶違いと、
真実を知った（理解した？）時の最初の反応の違いに、この問題の根深い闇を感じされられた。
母が娘に、そう捉えるお前が信じられない。
のような言葉を放っていたが、
それこそ変態たちの大いなる罪で、
この世から跡形もなく消えてしまえばいいのにと思ってしまった。
二度と観たくはないが、
こういったこと（洗脳？に近いのかなあ）もあるのかと知れたことは良かった。
なかなかきつめの描写もあったが、エンドロールの説明で安心できた。わかりやすく描く必要もあったと思うので、バランスが難しかったと思うが、監督の思いやりも感じれた。
