ドキュメンタリーを観ると、理不尽な現実に打ちのめされることが多いんだけれど、これには圧倒的な希望を感じた。
地域に働く場を作り協働するための組織、ワーカーズコープで働く人たちを映すドキュメンタリー。
地域や個人の困り事から始まって、それを解決する手段を事業にして、そこで働く人たちが出資して民主的に経営する。
理不尽だけどこの社会の常識、みたいなものが排除されるように作り上げていくように見えた。
社会の理不尽さに一度は挫折あるいは絶望した人たちが、同じ理不尽さに負けそうになっている人たちを支えるために、悩みながらも地域社会や共に働く仲間と寄り添い合い前に進む姿に理想の社会に向かう希望を見た。