この素晴らしきヒャッハーな世界！！
秩序の崩壊した終末世界を舞台に、ある夫婦の壮絶な旅路を描いた作品。
予告編を見てすっごく気になってたバイオレンスなポストアポカリプス映画。
気がつけば日本劇場未公開のまま、amazonでレンタル開始しとるやーん！
低予算でもそれなりに終末ものを作ってやるぜ！！という意気込みがひしひしと感じられる作りでした。
マッドマックスほど荒れた世界じゃないけど、いくつものギャング派閥が存在する無秩序な世界観はなかなか面白かったです。
ファークライ5や、今度リリースされるNew Dawnの雰囲気に似てるかな…？
個性的なギャングの面々は、映画「ウォリアーズ」を思い出しました。
荒んだ世界に徐々に適応していく主人公役にケイト・ボスワースさん。
序盤はナイーヴだった奥さんが、最終的には勇ましく銃をぶっ放しますからね！
惚れちゃいますよw
ケイトさん、「ブルークラッシュ」でサーフィンしてたイメージしか無かったけど、調べてみたら割と色んな映画出てるんですね〜。
「エクス・マキナ」での日本人役が印象深いソノヤ・ミズノさんも出てました。今作でも、謎めいた女ガンマンという非常にクセのある役柄でしたww
ギャングの勢力関係や、主人公夫婦が行く先々で出くわすトラブル等、正味1時間半の映画に詰め込み過ぎなんよね…。
色々な裏設定やら、映画では描ききれてない部分もあるんだろうなぁ…。
ドラマシリーズで作ったほうが丁度良さそうな内容でした。
どうやらあまり有名な作品ではないようですが、数多あるバイオレンスなヒャッハー映画の中では、かなり楽しめる部類だと思います。
終末ものが好きな人にはオススメです！
