湯布院映画祭。監督の今野恭成と主演の真崎かれんをゲストに迎えて。若いふたりを囲んでのシンポジウム。
殺されて袋に入れられた男。袋を開けると大量の血が流れだす。眠ることができない刑事。この殺人事件を追いかけてたどり着いたのが精神科の療養所。そこで出会ったひとりの少女。バスの転落事故でひとり生還し、精神を病んでいる。刑事は少女にしだいに魅入られていく…
最初は本当によく見えない。ただ、あるところから一気に見えだす。とくに最後については語りたいと思うけど、ここは語るわけにはいかないか。感想も第1号だし(笑)
でも…まぁとにかく最後のバスのシーンは必見ということで。
シンポジウムでの監督の話が面白い。若く、これから撮っていこうっていう監督の葛藤が素直に伝わってきて。しかもこの映画は中国資本だと。そのなかでいかに作るかっていう苦心と謙虚さが見えたかなと。
ただ、僕の感じ方に問題があるのか…「カンガエテハイケナイ」がどうしてもしっくり来ないかな。