まろぺちーの

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのまろぺちーののレビュー・感想・評価

4.0
やっと見れた…。
色々あったけど、これを見れば心が洗われる気分になる。

●概要
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」はアニメ全13話+外伝+映画1作
当作は映画2作品目。基本的に1話完結であまり、連続性はないので外伝と映画1作目を見なくても大丈夫。
しかし、全13話は必ず見るべき。そして13話見たらきっと外伝も映画1作目も見たくなるはず。

アニメーション制作はシリーズ全て「聲の形」や「けいおん!」でお馴染みの京アニ。

主演は「進撃の巨人」でミカサを演じた石川由依。他にも子安武人や浪川大輔などが出演。

●物語
〜アニメ編〜
主人公は幼い頃から戦場に立ち、両手を失った少女。自分を拾い名前を与えてくれ、育ててくれた恩人が戦場で最後に告げた「愛してる」
感情に乏しい主人公はその意味を理解できずにいたが、その後自分の面倒を見てくれることになった郵便社で「愛してる」を知るためドールという職業に就く。

ドールとは、文字が書けない人、思いを言葉にするのが難しい人などのために依頼主の心を言葉にして、手紙を代筆する職業。

感情に乏しい主人公が人々の思いに触れ変わり始める…というお話。

〜映画編〜
Twitterの映画公式アカウントで冒頭10分だけ投稿されています。

郵便社の日常とかで始まるのではなく、アニメ版である話でヴァイオレットが代筆した人物の孫娘目線で始まる。
しかも遥かに時は流れ、電話が普及してドールという職業はすたれてしまっている。というどこか寂しさを感じるスタート。

しかし、ヴァイオレットが代筆した手紙を孫娘が読みこの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」なる人物に興味をもつ…。

●感想
一言で言うと、綺麗。
映像美は言わずもがな。京アニさんの作画はリアリティあるのに綺麗。
どの作品もだが、共通して「水」が綺麗。
雨のシーンを映画館で音ともに見ると自分が雨にうたれてる気さえする。

そして人の気持ち。
ヴァイオレットもそうですが、みんな綺麗なんですよ。

ただ、見てて心配になったのが
序盤が長いんですよね…。
え、これ、終わるの?ってなりました。笑

ちゃんと終わりますよ!綺麗に!笑

●総評
2回は泣いた。