前情報ひとつも入れないで観てよかった！
途中に挟まれた回想シーンではぐれないようにと繋いだ手は、もう二人とも失くしてしまったんだ…と思ったけれど、最後の指切り…良かった…。
正直、ヴァイオレットから少佐への手紙で、お互い別の場所で生きていくみたいなラストでもぐっとくるなぁと思ったけど、優しい世界のお話だもんね。
手紙の代筆を通じて人の想いやそれを伝えることを覚えていく物語の最後が、自分の声で直接大切な想いを届けるというところに着地したのがなんとも美しい。
うまく言えないことを時間をかけて形にできるのが手紙、離れていても今の私を届けられるのが電話。だけど、伝えたい相手が伝えられる距離にいるのなら。
