ぼっちザうぉっちゃー

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのぼっちザうぉっちゃーのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

もう言うまでもないけど泣いたよ、泣きじゃくったよ。登場人物が涙するシーンはもちろん登場人物が怒ってるシーンでも、人物が登場しないシーンでも泣いた。
人に思いを伝えるということ、伝え方、それらが本当によく考えられていたと思う。キーアイテムの手紙はもちろん、文明が発達したことで電話だったり、農家で使うロープウェイみたいなあれとか、究極面と向かって直接、、。その全てに愛が詰まっていた。
一つ一つの絵の綺麗さや演技はもう言い出したらキリがないし印象に残ったシーンなどは全て心に刻んでおくことにする。
これは壮絶な時代、運命的に出会った二人の特別な物語、とかではない。運命なんてそんなもので結ばれていたわけでなく、一人の男が一人の少女に施したちっぽけで、確かな愛が生んだ普遍で不変の物語だ。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン、そう口にするだけで優しい気持ちになれる。そんなとてつもない力を持った作品を作り上げてくださった原作者の暁佳奈さん、そして京都アニメーションの方々、他制作に携わった方々全てに心の底から感謝し賛辞を送りたい。
本当にありがとうございます。こんな青二才のなんてたかが知れているけれど、この作品に教えてもらった精一杯の愛を捧げます。
永遠に、あいしてる。