小説、TVアニメは見ておらず、今作劇場版のみ地上波で鑑賞。
まず触れないといけない。終始作画が美しい。なんかほんとに、月並みな表現だけれど、すごい。
・大きな戦争が終結した、その後日譚
・「愛」を探す
・過去の克服
・人間関係
・新旧、世代交代
物語の要素もその組み合わせも、今となっては特に珍しいものではないけれど、やはり統一感を持って作品になった時には感じるものがあった。
電話のある時代に手紙を出すような、すごく遠回りな方法ではあるけれど、ヴァイオレットが周囲との関わりを通して自分なりに自分と周囲を再認識していく姿は儚く美しい映像美とよく合っていたと思う。
ただ、周囲の高評価に並ぶにはやっぱりアニメとか小説とか、履修していかないといけないだろうなとも思う。