このレビューはネタバレを含みます
映画史上最速で泣いたし号泣ももちろんしたけど、禁じ手というか力技というか。
子供が息を引き取るのを家族で看取るのが泣けるのは当然であってそこで号泣したからといって高評価とはならないというか……。人を笑わせるのが得意だと豪語する人が体くすぐって笑わせてきたみたいな…。『感動作』『泣ける作品』って一体何なんだろうと暫く賢者モードに。
恐らく大一番のシーンでピカチュウが突然喋るよりもメリー号の声が聞こえてくるよりも過剰な表現があって高まりに高まってた感情の熱が一気に冷めてしまった。
それとアニメシリーズで『みちしるべ』が最後にかかる演出も個人的に安易に感動を誘う陳腐な演出に感じていて、外伝ではそれがなくて曲単体で感動できるくらい素晴らしいEDになっていて良かったが、この映画では再び｢みちしるべ｣を流す演出を使っていて、ああ〜〜となった。
