このレビューはネタバレを含みます
アニメ放送の時と同じ「余命」を使ったエピソードはもう要らないのでは?「余命」はそんなに何度も使ってよい話ではないような。
アニメの時からこの映画での愛について考えているが、ヴァイオレットは彼の何を愛しているのか、少佐はヴァイオレットの何を愛しているのかがよくわからず、入り込めない。
ずっと、武器にしてしまったことについての悔いや戦争の相手を殺した悔いばかり取り上げられていて、戦争をを行った(殺してこいと命令した)政治についての批判にはなってなかったが、やっと「戦争は、みんなが豊かになれると望んでやってしまったことなのだ」という老人の発言が出たなと思えて、そこは良かった。