それでも……
涙や雨や海など、水の表現力や描写がかなり繊細で美しかった。
相変わらず挿入歌で使われている曲を歌われている声優さんの声は好きになれませんでしたけど、アニメ同様音響は素晴らしいです。
口や目、身体だけの描写で上手く感情表現されていて、流石京アニって感じでした。
小さい子供達のキャラクターに少し違和感は感じましたけど、声優さんが心を宿したキャラクターの一言一言に、心を揺さぶられました。
泣いたかどうか聞かれたら、正直泣きました！ベチャベチャに泣きました笑笑
鼻を啜る音を聴かれたくないので、マスクの内側は悲惨な事に(´ฅ•ω•ฅ｀)
ですが、この作品は、泣けるか泣けないかではなく、私の大好きなヴァイオレットが悲しみ、傷つき、踠きながらでも前に進み、感じ、想い、願った先に何があるのかを見届ける映画だと私は思っています。
ヴァイオレットの母であるかのように、彼女の幸せを心から願いました。
ラストは、喜びと同時に寂しさを感じてしまいましたが、映画館を出ると清々しかったです。
アニメ版を観ていない友達も一緒に泣いていましたけど、やはりアニメ版を観てからの方が、より楽しめると思います！
